たとえば英語が得意な人は
英語のままで映画を見たときに
僕が吹き替えの映画を見るように
感情のこもった言葉として
英語を聞くことができるのだろうか?
僕は英語は得意ではない。
中国語もスペイン語もフランス語も
まったくよくわからない。
さいわいにも英語だけは学校で
学ぶ機会があったので
「なんとなくこういうことだ」
というのはなんとなくわかる。
英語の歌詞もところどころは分かる。
I love you.とか
This is a pen.とか。
「愛している」
「これはペンです」という風に
なんとなく意味は分かる。
でも辞書的に訳した雰囲気でしか
わからない。
たぶんネイティブの人が感じているような
感情のある言葉としては
英語を聞くことはできていない。
たぶん英語を聞いても
「実感を含む映像」が浮かんでこないからだ。
たとえば
リンゴと日本語で言われれば
なんとなく
手触りや重さや食感や味なども含めて
リンゴの映像を浮かべている
でもappleと言われて浮かぶ映像は
辞書の中で説明として書かれたリンゴだと思う。
その説明の絵としてのリンゴを
さらに一度日本語のリンゴとして受け止めて
映像化するから
とても遠回りしていて
タイムラグがありすぎて
感情のこもった言葉には聞こえないのだ。
できれば
吹き替えの映画を見ているような感覚で
英語の映画を見てみたいと思う。
中国語やスペイン語やフランス語も
同じように身に付けてみたい。
外国語の歌も
同じように感情のこもった言葉として
聴いてみたい。
たぶん英語のラッパーの言葉が聴き取れたら
洋楽の「グルーヴ」ってやつも
ハートでギュッとゲットできるんじゃないか
というホットなフィーリングで今夜はスリーピングしたい。
2018.9.21 him&any
©2018 him&any
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